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日本でクレジットカードの発行を行う企業は、設立母体又は業種によって様々な種類があり、15年程前迄は銀行を母体とする銀行系、信販会社による信販系、流通会社を母体とする流通系の3つでクレジットカードの発行枚数の殆どを占めていたが、1980年代から石油系・交通系、1999年からは消費者金融による消費者金融系、2000年代にはこれら以外の異種業による参入が起きている。
■銀行系 銀行又は銀行持株会社のグループ会社が銀行系である。ジェーシービー(JCB)、三井住友カード、三菱UFJニコス、ユーシーカード(UCカード)と外資系のシティカードジャパン、American Express International(日本支社)などが主である。但し、ユーシーカードは自社でクレジットカード(UCカード)の発行は行わず、流通系のクレディセゾン又はブラザーズカンパニーであるUCカードグループのいずれかが行う為、他の銀行系とは大きく異なる。
■信販系 割賦販売法に定める「割賦購入あっせん」を主たる業とする者が信販系である。銀行系となった三菱UFJニコスを含む大手信販6社(ジャックス、アプラス、オリエントコーポレーション、セントラルファイナンス、ライフ)や楽天の子会社となった楽天KCを含む中堅信販その他地域信販の多くがクレジットカードを発行している。
■流通系 百貨店やチェーンストアなどの流通会社のグループ会社が流通系である。母体のスーパーマーケットや百貨店などの店舗と連携し、対象店舗での値引きサービスやカードのポイントが一般加盟店での利用分より優遇されるものが多い。流通系は国際ブランドと提携せずに発行するハウスカードのみを取り扱うものも多い。
■交通系 鉄道や航空などの事業を行う者及びそのグループ会社がいわゆる交通系である。私鉄の場合はグループ各社(系列の百貨店など)と連携している場合が多く、流通系としての機能も併せ持っている。また近年ではICカード乗車券との連携も図られている。
■石油系 コスモ石油はCFと提携し、ハウスカードである「コスモ・ザ・カード」を業界で唯一自社で発行している(国際ブランドの付いたカードもあるが、これはCF及び流通系のイオンクレジットサービス(法人向けはJCB)が発行する提携カードである)。また、出光興産とセゾンが折半出資する出光クレジットは石油系で唯一のクレジットカード会社である。
■消費者金融系 消費者への金銭の貸付け(キャッシング)を主たる業とする消費者金融大手もクレジットカードを発行している。但し、これらが発行するクレジットカードの多くは、キャッシング用のカードにショッピングの機能を加えたものであり、メインはあくまでキャッシングである為、他の系列に比べてクレジットカードとしてのサービスは乏しい。
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